三叉神経痛、薬剤アレルギー、重症薬疹


いつも「結 鍼灸マッサージ整骨院」をご愛顧いただきましてありがとうございます。 Kさん、45歳、男性、会社員。
2023年12月末 突然、右顔面鼻から耳にかけて激痛が走る。3日間様子をみていたが、激痛で眠れなくなるまでに悪化し、仕事をするのが困難となった。脳神経外科を受診し、三叉神経痛と診断され、薬を処方された。三叉神経痛は薬で抑えるしかないと言われ、手術を勧められたとのこと。 その後、痛みを抑えるために2週間薬の服用を継続しており、仕事を調整して手術を受ける予定でいた。 ご家族は手術に反対しており、根本的治療を勧めている。 ある朝、高熱と全身浮腫、湿疹とただれの症状で発熱外来を受診するが、感染症の検査を行っても何も当てはまらず、原因不明と言われ解熱剤を処方され、様子をみるように言われた。一向に熱が下がらず、2回目の受診で三叉神経痛の薬が原因だと判明し、直ちに服用を中止した。 抗アレルギー剤を処方されたが、高熱、全身浮腫、全身の痛みとただれ、三叉神経痛の症状が改善されずに、辛い状態が続き死ぬ思いを経験したとのこと。 Kさんはご家族からの説得を受け入れまして、MRIを撮影していただいて、ご来院くださいました。

ご来院時には心身共にかなり辛い状態でした。MRI画像で腫瘍の有無を確認させて頂きまので、120分全身オーダーメイド治療を行ないました。(治療内容は個人差があるので省略。)   治療中、手に伝わる身体中からのの悲鳴に思わず涙がこぼれ落ちそうになりました。
三叉神経痛は自殺を考えてしまう程の激痛と言われています。長い間よく耐えてがんばりましたね…。 治療直後から全身浮腫、全身発赤、三叉神経痛の改善がみられました。自然治癒力が高まり、回復が早くて驚いております。Kさんの自然治癒力に感動いたしました。 現在は3回目の治療で、1ヶ月あいだがあいております。
治療経過も良好な状態が継続しております。

三者三様の意見があると思いますが、身体に不調が起きたときに、根本的な治療や生活習慣の改善をせずに、薬で抑えて誤魔化しますか? 何でも効くと思っていた薬が自分に合わずに効かなかったらどうしましょう?
今回の症例で改めて治療の選択について考えさせられました。
(疾患にもよりますが、薬や手術の選択は最終的に必要な手段として残しておきたいです。←個人的な意見です。)

病気に罹らないように、持病が悪化しないように、日頃から身体のメンテナンスを怠らずに、「ピンピンコロリ」を目指していきましょう。元気と思っている方も月1メンテナンスのご予約を心よりお待ちしております。

大切な資料、写真をいただきまして症例を書かせていただきました。                      Kさん、快くご協力くださいましてありがとうございます。                          いつも最後までお読みいただきましてありがとうございます。

結 鍼灸マッサージ整骨院