滑液包炎 鍼治療の効果

Kさん(60代.男性,おちゃめで慎重な性格)が楽しくお酒を飲んだ帰り、小さな段差につまづき、転倒しそうになり足を踏み込んで転倒は真逃れました。翌朝、右足関節外踝(右足の外くるぶし)が動かしても痛みは全くないが、かなり腫れていて1週間経つが、腫れが引かず不安との事でした(ノД`)・゜・。

Kさん…ごめんなさい(ノД`)・゜・。

柔道整復師は法律で勝手に診断をして病名をつける事が出来ないんです(ノД`)・゜・。医師の診断の指示に従うだけなんです(ノД`)・゜・。〇〇の疑いがあるとだけしかお伝えできないのです(ノД`)・゜・。

不安感でいっぱいなKさんに整形外科で検査と診断をおすすめしました。心に不安を抱えやすい患者さんはハッキリ診断をして頂いて、治療計画を立てた方が完治しやすいからです。

「痛みはないので骨折、リウマチの合併症や感染症の疑いはないと思いますが、整形外科で穿刺(注射で水を抜く)をするか鍼治療をするかになると思います。」と付け加えて病院に行って頂きました。後日、整形外科を受診されて不安がなくなったKさんは「滑液包炎」と診断され、穿刺の治療をしたとの事でした。少し滑液包炎についてお話しします。

滑液包炎とは?

滑液包は液体(関節液と同じ成分の滑液)が詰まっている小さな袋です。皮膚・骨・靭帯・筋・腱などの摩擦や衝撃を吸収して損傷から守ってくれています。関節の周囲に多く存在し、関節の動きを滑らかにしています。その滑液包が過度の摩擦や衝撃で炎症を起している状態です。簡単に言うと、関節が火事状態になって火を消すために、水を大量に滑液包に溜め込んでいる状態です。


Kさんは、外傷性の外踝部皮下滑液包炎(写真の左上)だと思われます。

 

今後の治療計画をKさんとご相談させて頂きましたが、まずは整形外科のDrの方針で治療をしたいとの強い希望で足関節の固定と穿刺の治療を続けるとのことでした。((‘Д’)鍼治療したい気持ちを抑えて…💦)

3度目の穿刺治療後、注射で痛い思いをして水を抜いてもその後の改善が見られないことから、「先生に任せたい。どうにかして欲しい。」と滑液包炎の治療を任せて頂くことになりました。

西洋医学的知識での手技と東洋医学の治療を行い、2回の治療で健側(左足)とほぼ同じ状態に改善されました。念のため3回治療致しました。

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穿刺治療3回数日後    →   手技・鍼3回数日後

上方からの写真では分かりにくいですが、前方から観察するとかなり腫れが目立っていたので、改善したことに大変喜んで頂けて凄く嬉しいです(ノД`)・゜・。そして何より鍼をもっと好きになって下さったことが大変嬉しいですヽ(^o^)丿

こうして記事に書くことができましたのも、Kさんがしっかり治療経過の写真を記録して下さったおかげです。大切な写真を頂きまして本当にありがとうございました。(^^)/

Kさん…足がもつれる程お酒は飲まないように注意して下さいね(^_-)-☆笑

最後までお読みいただきありがとうございましたm(_ _)m